今月のレッスンは3年生にとって最後のお稽古となりました。華道部のお稽古は、月に一度ではありますが、回数を重ねるごとにそれぞれの生徒の個性が出てきて、着実に成長していくその姿に、顧問として感動した2年間でした。最後の作品は華やかなバラを使った作品となりました。生徒の作品と感想をご覧ください。

<3年生の感想>

・赤いバラと薄橙色のバラがあり、配置をどうするか少し迷いましたが、結構かわいくできたので良かったです。フトイやソリダコ、モンステラもバラを活かすように良い感じで生けることができたと思います。花を生け終わった後に、先生たちが「上手になったね」「良い感じだね」と褒めてくださったので、とても楽しく、花を生けることができました。先生方にはたくさんお世話になりました。いままでありがとうございました。

・5月で最後のレッスンになったのはとても寂しいですが、最後に部員全員でお花を生けることができとても嬉しかったです。今回はフトイを高く使い、低いところに長さの違うバラを添えて階段のようにしました。最後にふさわしい作品になったと思います。入部したての時は、周りの人がみんな女性で少し恥ずかしかったですが、レッスンを重ねるごとに自分に自信がついていき、華道部であることを誇れるようになりました。自分の花材を十分に使わない癖は直せませんでしたが、華道は足し算なので、先生のアドバイスを聞き付け足していくスタイルはとても生けやすく、勉強になりました。もし大学に受かったら、益田が恋しくなると思うので、水仙を小さな花瓶に生けようと思います。3年間ありがとうございました。

・毎回綺麗な花材に触れ、美しく飾るのはとても楽しかったです。葉材に切り込みを入れるとユニークな作品になって変化が出て、とても面白かったことが一番印象深いです。やってみようと思っていたのにできなかったことがあり少し残念ですが、お花屋さんで見つけたら家でやってみようと思います。本当に楽しい2年間でした。ありがとうございました。