5月18日(水)、本校の3年生4名が課題探究の一環として、地域の方々に空き家の課題や自宅の将来について考えてもらうきっかけづくりを目的に、豊川公民館にて地域の方々を交えての会議を行いました。

はじめに、生徒たちが「家と生きる」というテーマでこの1年間の探究活動でわかったことについて発表しました。その後、大人5人と生徒1人の6人グループ4つに分かれて、「なぜ空き家は増えるのか」、「どうやったら空き家は減らせるか」の2つのテーマについてブレインストーミングを行いました。個々で考えを付箋に書き出した後、グループで意見交換を行いましたが、どのグループも終了予定時間を超えるほど熱い盛り上がりでした。生徒たちだけで話し合っているときには気付かなかった視点もあり、今後の探究活動のまとめに向けてヒントを数多く得ることができました。

益田市だけでなく全国各地で空き家が地域課題の1つであり、他人事ではなく一人ひとりが考える必要があるのだと、この会議を通して生徒たちも一層感じた様子でした。また、生徒たちからは「益田が好き、だから何とかしたい」、「大学を卒業したら、いずれは益田に帰ってきたい」という発言もあり、高校での探究活動が地域を支える人材の育成につながっていくことを期待したいです。 この度の会議の開催にあたり、とよかわの未来をつくる会まちづくり部会様、豊川公民館様、益田市教育委員会様他、多くの方々にご協力いただきました。ありがとうございました。