1年理数科22名を対象に課題研究のための講演会を実施しました。2年次から本格的に始まる課題研究の授業に向けて、研究の進め方やテーマ設定の方法について学び、課題研究への意識を高めることが目的です。講演会の講師として、日本サイエンスサービス参事の 前田義幸 様、東京大学工学部物理工学科の 田中愛登 様をお招きし、ご講演いただきました。

 前田様からは、イグ・ノーベル賞を受賞した松崎さんの研究を取り上げ、「研究」とは「自分の興味関心のある事象、そしてその事象に規則性があるのかを検証していくことである」というようなお話をいただきました。田中様からは、ご自身のこれまでの研究やISEF(国際学生科学技術フェア)の世界大会の経験を取り上げ、研究は楽しむものであることを学びました。また、研究の進め方や注意点等もお話しいただきました。生徒の感想には、「研究のイメージをつかむことができ、これからの課題研究への期待と好奇心が湧いてきた」とあり、来年度からの課題研究に期待が持てそうです。

 ご講演いただいた前田様、田中様、ありがとうございました。