7月31日(水)の午後、中学生対象「サイエンスキャンプ」を本校で開催し、益田市内の中学生11名と、浜田高校・益田高校から高校生4名も参加しました。このプログラムは、益田市から支援をいただいて益田市教育研究会理科部会と連携して実施しました。
島根大学材料エネルギー学部教授の菅原優先生を講師にお招きし、「チタンに絵を描いてみよう!」というテーマで講義・実験を行いました。金属に電気を流すと表面にできる酸化物の膜の厚さにより色が変わるというしくみを学び、実際に電圧の大きさを変えると様々な色にできるという不思議を体験しました。参加した皆さんは目を輝かせながら実験し、つくったチタン板をキーホルダーにしてお土産に持ち帰りました。終了予定時刻を過ぎても「もっとやりたい」という中学生や高校生が多く、菅原先生にはそのリクエストにもお応えいただきました。金属材料の面白さに触れることができ、中学生・高校生が科学への興味をより高める機会となりました。