2年理数科の関東研修2日目の午前中は、かずさDNA研究所にて研修を実施しました。初めにPCR法を用いた謎の肉(ブタ、トリ、ウシ)の鑑定実験を行いました。昨今よく耳にするPCRですが、実験を通して詳しく学ぶことができました。事前にPCRについては調べていましたが、やはり実験をすることでより深く理解することができ、実験の重要性も感じました。実験の中では精度の高さを求められる場面もあり、普段の学校で行っている課題研究での実験の甘さを痛感する生徒もいました。鑑定実験は、無事に全員が成功しました。

 後半は、DNA研究とバイオテクノロジーについての講義と施設見学をしました。講義では、遺伝子を組み替えることによって、事前に癌を防いだり、さくらの開花を予測したりとDNA研究の可能性を感じたのと同時に、遺伝子を替えることの倫理的問題についても学びました。学びの多い研修となりました。

 かずさDNA研究所の皆様、ありがとうございました。